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元ヘッドハンターが教える、転職目的以外のLinkedInの3つの有益な使い方

f:id:neopathos4:20180320131324j:plainLinkedInを日常的に使っている方は、どの程度いらっしゃるだろうか?

LinkedInをもっともアクティブに使っているクラスターは、人材紹介事業者やヘッドハンター、あるいはリクルーターであることに異論はないだろう。

でも、LinkedInは人材業界以外の方にも、とても有益なツールだと僕は思っている。今回は、誰にとって、どんな目的でLinkedInを使うと効果的かを共有したい。

LinkedInは転職目的以外は使えない?

人材紹介事業者等の主な利用目的は、キャンディデイトのソーシングだ。クライアントが求めているハイスペックなユーザーを探し、つながりリクエストを送信し、つながった後は面談に誘うという流れだ。

しかし、人材業界従事者以外では、アカウントは一応持っていても、ほとんどアクセスしない方が多いのではないだろうか。

背景には、

  • 日本でビジネス目的でLinkedInを利用しているビジネスパーソンが少なく、
  • ビジネスでのコミュニケーションや情報収集ツールが、主にFacebookであるため

という2点が大きいのではないかと考えている。

しかし、本来LinkedInは転職ツールではない。プロフェッショナルネットワーキングサイトである。このネットワーキングの価値は、日本では見過ごされがちだ。そこで今回は、LinkedInのヘビーユーザーの1人である僕が、転職以外の使い方について書こうと思う。 

LinkedInの転職以外での3つの有益な使い方

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LinkedInでの転職以外の使い方として、大きく以下の3つがあると考えている。

  1. 新規営業先の見込み顧客獲得
  2. ステークホルダーとの関係性維持・向上
  3. 自己ブランディング

それぞれ見ていこう。

ただし、前提として、ターゲットがLinkedInに登録していること、という日系企業/日本人にとっては、現時点で大きなハードルがあることをお忘れなく。

1. 新規営業先の見込み顧客獲得

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新規営業先を開拓する際に、どのような手法で行っているだろうか?

担当者へのコールドコール(テレアポ)、会社HPへのメール問い合わせ(web系企業に多い印象あり)、FAX送付、手紙送付、セミナー開催といった手法が挙げられるだろう。

LinkedInは、その新規開拓手段の1つになる。

特に、LinkedInでは所属企業および所属部署を記載していることが一般的だから、「ターゲット企業→ターゲット部署」と検索結果をチェックしていけば、まさに窓口担当者が見つかる場合も多い。

僕の例で言えば、本業でエージェント事業を行っていた際、どうしても開拓したい某大手IT企業D社があったが、HPに電話番号はなく、webサイトからメールを送っても返事はなく途方に暮れていた。

その際、LinkedInをみたら、グローバル人事責任者のアカウントを発見し、つながりリクエストを送信したところ、トントン拍子で話が進み、結果的に本社の人事担当者を紹介して頂き、アカウントを作ることができたのだ。

ベストな手法としては、LinkedIn上で紹介を通じてキーパーソンにコンタクトすることだが、紹介先を見つけて、かつその人に依頼するのも一苦労だ。そうでなければ、ダイレクトアプローチをするしかない。

なお、LinkedInでは、つながりが3次以降になるとつながりリクエストも送れなくなってしまうので、有料プランのInMailを使うか、共通の知り合いを作り2次以内のつながりに接近する必要があることを覚えておきたい。

また、同じグループに所属することでも、つながりリクエストを送信できるようになるので、興味関心のあるグループには積極的に参加しておくと良いだろう。

2. ステークホルダーとの関係性維持・向上

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LinkedInはビジネス向きのSNSなので、ウォールに投稿する内容もビジネスネタを投稿する空気になっている。猫や食事の写真を投稿することは避けたい。

ビジネスネタといっても様々ではあるが、単に気になったネタではなく、自分のヘッドラインに沿った内容を投稿していきたい。

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取引先や顧客に対しても、投稿した内容が表示されるので、彼らにとって有益な情報となるかもしれない。また、日々の積み重ねで築いた関係によって、新たなビジネスに結びつくこともあるだろう。 

何か用件がなければ顧客とも挨拶しづらい場合でも、昔のようにわざわざ用事を作って顧客先に訪問する必要はない。ウォールに有益なネタを投稿し、必要に応じてLinkedIn上でメッセージを送れば十分事足りるはずだ。

3. 自己ブランディング

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上記とも関連するが、LinkedInはビジネス上の自己ブランディングに適したツールだ。

自分のプロフィール文章に加えて、ウォールに投稿する内容でも「自分は何のプロフェッショナルか?」という問いに対する答えを、情報として発信し続けると良いだろう。

また、活発に議論が行われているグループでは、ぜひコメントしてみよう。参加者が海外の方の場合が多く、その場合は英語でのやりとりになるが、ネットワークを構築しやすくなるはずだ。

実際に、日々ウォールに投稿していると、ヘッドハンティング的なコンタクトが増えることもあるので、試してみてほしい。

なお、しばらく前からBlog機能がリリースされた。僕はまだ使っていないが、楽天の三木谷さんは良く投稿しているので、興味ある方は参考にチェックしてみてはいかがだろうか。三木谷さんは、グロービスの堀さんと同様に、LinkedInを使いこなしている日本人の1人ではないかと思う。 

LinkedInを使ってみよう

僕はLinkedInが日本でももっと普及してほしいと思っているし、特に外資系企業と接点を持ちたい方や、海外展開を検討している方には、ぜひ騙されたと思って一時的に注力して取り組んでみてほしい。

きっとtwitterやfacebookとは違った面白さがあるはずだ。

おわりに:外資系・グローバル企業でのキャリアアップを志向されている方へ

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なお、LinkedInを転職活動の目的で活用したい場合は、下記記事のご参照を。

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