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LinkedInで最重要なヘッドラインの書き方(事例付き)

日本でもLinkedInがより普及することを願い、LinkedInに関する記事も増やしていこうと思う。今回は、僕がプロフィールで特に重要だと考えているヘッドラインについてご紹介したい。 

なぜLinkedInでヘッドラインが重要なのか?

LinkedInのプロフィールにおいて、もっとも重要だと言っても過言ではない部分が、ヘッドラインである。ヘッドラインとは、プロフィール画面にて氏名の下に表示されるもっとも目立つ要素であり、かつその人が何者であるのかを示す重要なパーツである。

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これは、webライティングで例えると分かりやすいかもしれない。LinkedInのヘッドライン=記事のタイトル、そしてLinkedInのキャリアサマリ=meta descriptionといった位置付けになるだろう。

ここでは、LinkedInにおいてヘッドラインが重要な理由を2点挙げよう。

 

1. あなたは何者か?という問いに対する解がヘッドライン

LinkedInの ヘッドラインの役割は、

 

  • 自身のプロフェッショナルとしてのCapabilityは何か?
  • 何のプロなのか?
  • あなたは何ができる人なのか?

 

という問いに対する、端的な回答だと捉えて良いだろう。

所属企業と役職を書くスペースは別枠で用意されているので、ヘッドラインでは「で、何ができるの?」に答えられるようにしたい。

あるいは、自社プロダクトの広告としての意味合いを持たせても良いだろう。営業・マーケティング・PR等のポジションの方によく見られる傾向だ。

 

2. 検索結果画面で表示される

LinkedInで会社や人物を探そうとする際、検索ボックスに何かしらのキーワードを入れて検索すると、下記キャプチャのように検索結果が表示される。その際、表示される主な要素は、以下の4つである。

  • 氏名
  • ヘッドライン
  • 現在のポジション(所属企業+役職)
  • 共通のつながり

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ここでもっとも目立つ要素は、ヘッドラインであろう。あまり長すぎると途切れてしまうため(半角75文字程度)、伝えたいメッセージや自分のブランディングを凝縮する必要がある

 

LinkedInのヘッドラインの見本となるサンプルから学ぼう

それでは、実際にヘッドラインを書き始めるとして、何か参考になる良い手本はないかだろうか?それは、LinkedInのプロである、LinkedIn所属メンバーのプロフィールを拝見するのがもっとも確実だと思う。

世界のLinkedInには多くの方が在籍されているが、その中でも特に良いと思うヘッドラインをパターン別にご紹介しよう。

シンプルなヘッドライン(所属企業+役職)

もっともオーソドックスなヘッドラインは、所属企業名+役職だ。これはヘッドラインを記載しなければ、LinkedInに入力した所属企業情報がデフォルトで反映されるようになっているためか、多くのLinkedInユーザーがこの形式である。

 

LinkedIn - Country Manager and Head of Product, Japan(Shin Murakamiさん)

 LinkedInジャパンのカントリーマネージャーとプロダクトヘッド

 

Evangelist of Linkedin Japan, Customer Success Manager(Taiki Motomuraさん)

LinkedInジャパンのエバンジェリスト、カスタマーサクセスマネージャー

 

ただ、これはあまりお勧めはしない。なぜなら、検索結果に所属企業と役職は表示されるため、ヘッドラインにも記載すると内容が重複してしまうからだ。やはりヘッドラインのスペースは有効活用したい。

 

役割重視型のヘッドライン

自身の役割、ミッションをより明確に伝え、かつ具体性を持たせたい場合は、こちらが参考になるだろう。

 

Global marketer with experties in new business development(Monika 堀さん)

新規事業開発に強いグローバルマーケター

 

LinkedIn Marketing Solutions|Help marketers make a smarter decision|a Believer of Content Marketing(Sayuri Nishimotoさん)

LinkedInマーケティングソリューションズ|マーケターにより賢い意思決定のお手伝いをします|コンテンツマーケティングの信者

 

Helping companies to find ideal people more effectively through LinkedIn(Aimi Tabiraさん)

LinkedInを通じて、企業が理想の人材をより効果的に探すお手伝いをします

 

Connect the world’s professionals to make them more productive and successful(Yuka Yasuiさん)

世界のプロフェショナル達をより生産的にし、より成功させるために繋ぎます

 

いずれのヘッドラインも、自身のミッションを一言でまとめると何なのか、という問いに対する明確な回答になっていることが分かる。

 

最優秀ヘッドラインはこちら!

さて、最後に独断と偏見で、もっとも分かりやすく「どんなcapabilityを持っているか」「なんのプロなのか」が伝わるヘッドラインを選定させて頂いたのでご紹介しよう。

Sales Manager| Creating economic opportunities for professionals and helping recruitment agencies be more successful(徐 芳さん)

セールスマネージャー|プロフェッショナルのための経済的な機会を創り、人材エージェントがより成功するためのお手伝いをします

 

現在の役職に加えて、自身の仕事が何を目指していて、何を行っているのかという説明が、抽象と具体のバランスが取れていて、とても良いと感じた。

 

LinkedInのヘッドラインは、自己ブランディングに繋がる

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海外のビジネスパーソンと自己紹介する場合は、●●株式会社の▲▲部■■課の××です、などと言ってはいられない。自己紹介=何ができる人なのか?という観点が大事だ。

その意味では、LinkedInのヘッドラインは、自己紹介のフォーマットにフィットしていると思う。ぜひ定期的に見直し、経験を積むにつれてアップデートしていきたい。

 

なお、キャリアアップを検討されている場合、転職市場に顕在化されているポジションがどのようなものであるかを把握しておくことは、とても大事だ。

IT・Web業界の転職エージェントでは、ギークリーGeekly社は業界内でも一目置かれている。某大手転職媒体が主催する「転職決定人数部門」で、ギークリーGeekly社はランキングの常連であり、人と企業(ポジション)との「マッチング力」に優れていると言えるだろう。

ちなみに、僕は某大手転職媒体の転職決定人数部門で全国1位を獲得した経験があるが、ギークリー社のコンサルタントの仕事への取り組み方に、とても共感したことが印象に残っている。

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