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年間数万円も安くなる!プロパンガスの料金を下げるための3つの方法

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皆さんは、プロパンガス(LPガス)をお使いだろうか?都心部に住んでいると馴染みがないかもしれないが、経済産業省によれば、日本の全国総世帯の約4割(2,500万世帯)がプロパンガスを使っている

少し田舎の方に行くとよく目にする光景だが、家の壁にボンベが2本設置されているあれだ。

2016年に電力の小売全面自由化がスタートし、2017年4月より都市ガスの小売全面自由化が始まった。例えば東京都に住んでいる人は、東京ガス以外のガス会社(小売ガス事業者)に契約を変更することができるようになり、以前よりも3〜5%程度、安い料金で都市ガスの供給を受けることができるようになっている。

一方で、プロパンガスの料金は、一般的にとても高いと言われている。実際のところ、都市ガスの料金と比較して、プロパンガスの料金は1.5〜2倍以上になることがほとんどだ。

それでは、プロパンガスの料金を下げるには、どうすれば良いだろうか。ここでは、プロパンガス料金を節約する、3つの有効な方法を提示したい。

*なお、プロパンガスの正式名称は、LPガス(liquefied petroleum gas、液化石油ガス)だが、ここでは一般的な呼称である「プロパンガス」で統一したい

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プロパンガス料金を下げるための3つの方法

プロパンガス料金を削減する方法は、以下の3つだ。

  • プロパンガスの使用量を減らす
  • 現在のプロパンガス会社に値下げ交渉をする(単価を下げる)
  • プロパンガス会社を切り替える

それぞれ、詳細を見ていこう。

 

1. プロパンガスの使用量を減らす

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プロパンガスの料金の計算式は、以下のとおりだ。 

プロパンガス料金 = ①基本料金+②従量料金(③従量単価×④使用量)

したがって、まずはプロパンガスの使用量を減らすことが、手っ取り早い料金の削減方法である。

ガスコンロだけであれば、月に2〜3㎥程度なので、使用量を減らすためのポイントは、いかにガス給湯器の使用量を減らすかだ。

たとえば、お風呂を追焚きにしない、そもそもお風呂に入らずシャワーだけにするなどの工夫ができるかもしれない。

また、冬は水温が低く、お湯にするための熱量が夏よりも多く使うため、ガス使用量が増加する傾向にあることに注意が必要だ。

 

2. 現在のプロパンガス会社に値下げ交渉をする(単価を下げる)

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こちらは、③の従量単価を下げることに役立つ。「プロパンガスの料金って値下げ交渉できるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思うが、実は可能なのだ。

2017年3月末までは都市ガスは規制料金であるため、値下げ交渉をすることは不可能だが、プロパンガスは規制料金ではなくプロパンガス会社が自由に設定できる料金、すなわち自由料金なのだ。自由料金は、2つの点で注意が必要である。

第一に、プロパンガス会社毎に料金が異なる。さらには同じプロパンガス会社でも各家庭によって「料金表」が設定されており、従量単価が異なっている。

第二に、プロパンガス会社と契約した後にも、基本料金および従量単価が変動する。プロパンガス会社がガス料金を変更する場合は、ガス需要家の承諾は必要とせず、通知さえすれば良いのだ。毎月送られてくる検針票に細かな文字で書かれている場合が多いため、多くの方が気づかない。

 

なお、都市ガスも原料費の高低によって単価は変動することがあるが、こちらは明確な根拠があり、原料費が下がれば当然、単価も下がる仕組みになっている。

一方で、一部のプロパンガス会社は市場環境と関係なく値上げしているため、ガス料金が高止まりしてしまっているのだ。 

このように、正当な根拠なしにガス料金が高いと思われる場合は、現在のプロパンガス会社に交渉してみると良いだろう。一筋縄ではいかないかもしれないが、粘り強く交渉すれば応じてくれるかもしれない。

 

3. 現在のプロパンガス会社を解約し、別のプロパンガス会社に切り替える

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では、現在のプロパンガス会社が値下げをしてくれれば問題は解消されるだろうか?

たしかに、一時的にはガス料金単価は下がるかもしれないが、往々にしてこういったプロパンガス会社は、ほとぼりが冷めた後に、ひっそりと単価を上げてくるのだ。

プロパンガス業界は、まさに玉石混合であり、信頼できないプロパンガス会社にいくら交渉しても、焼け石に水であると言えよう。

そこで、プロパンガスの料金を下げるための3つ目の方法、そしてもっとも有効な方法は、プロパンガス会社を切り替え、信頼できる別のプロパンガス会社と契約し直すこととである。

従来はプロパンガス会社同士で、「お互いの顧客に営業をかけない」という不文律があり、そのためガス会社の切り替えが起きづらく、結果的にガス料金単価が高止まりしていた状況があった。

そういった状況の中で、インターネットが供給側と利用側との間の情報格差をなくし、徐々に顧客がプロパンガス会社を選ぶという、ある意味当たり前の世界観が創られつつあるようになっているのが現状だ。

実際のところ、都市ガスは2017年4月に小売自由化となり、別の都市ガス事業者に切り替えが可能となっているが、実はプロパンガスはそもそも自由化されている(規制されていない)ので、プロパンガス会社の変更は可能なのだ。

なお、都市ガスの小売自由化が行われたとしても、都市ガスの導管が通っていない地域に住んでいる家庭では、都市ガスに変更することはできず、引き続きプロパンガスを使わなければならない。

 

信頼できるプロパンガス会社を選ぶためには?

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では、信頼できるプロパンガス会社は、どのようにして探せば良いだろうか?

1つの答えは、他のどの業界でも行われているように、相見積もりを取ることだ。相見積もりを取ることで競争原理が働く。プロパンガス会社としては契約を獲得するため、ガス単価を下げざるを得なくなるのだ。

しかし、度々プロパンガス会社の営業を受けるのはとても手間がかかる。また、契約時に単価が安かったとしても、契約後に単価が上がってしまうのでは意味がない。

そこで、僕が立ち上げたサービスが、プロパンガス一括見積もりサービスenepi【エネピ】 だ。

enepi【エネピ】 は、1社1社訪問し、責任者とじっくり話し合いを通じて、信頼できるプロパンガス会社のみを、原則として複数社、紹介している。

プロパンガスの料金面はもちろん、保安体制やセット割(電気・灯油)、給湯器のメンテナンスフリーといったオプションサービスの有無についても比べることができる点が特徴だ。

そして、enepi【エネピ】 は、ユーザーファーストというコンセプトを掲げている。

具体的には、ユーザー(プロパンガスの利用者)さんは、インターネット上でプロパンガス会社を比較検討した上で、興味のあるプロパンガス会社を選択し、その会社とのみ話をすることができる。よくある引越しの一括見積もりサービスのように、複数会社からの煩わしい営業電話はない

 

enepiは類似サービスと何が違うのか? 

enepi【エネピ】 に類似するサービスとして、「一般社団法人プロパンガス○○協会」や、「一般社団法人プロパンガス○○センター」という組織名が提供するサービスも見受けられるが、これらとは明確にコンセプトが異なっている。

これらの多くは、一括見積もりではなく「オススメ」の1社のみの紹介している。つまり、ユーザーはプロパンガス会社を比較できず、その意味ではユーザー側ではなく、供給者側の論理で動いていると言える。

これでは、「オススメ」のプロパンガス会社が本当に安い料金なのか、本当に信頼できるガス会社なのかは判断できないであろう。

そもそも、これらは一般社団法人として、あたかも公的機関のような立ち位置を装っているように見えるが、これは完全な誤解だ。

一般社団法人という法人格は、株式会社と同様に、一定の(とても緩い)要件を満たせば誰でも取得できる。よって、公的機関ではなく、株式会社と同様に民間団体なのだ。

したがって、法人格だけでは何の中立性の担保にならないばかりか、それを盾に「安心の一般社団法人」といったキャッチコピーを行っている団体も見受けられるので、ぜひ注意されたい。

 

おわりに

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enepi【エネピ】 に加盟しているプロパンガス会社は、サービスの理念に共感いただき、適切な競争原理のもと、ユーザーさんに選んでもらえるよう、日々サービスをより良くしようと努力している会社ばかりだ。

もちろん見積もりは無料で、プロパンガス会社の切り替えは無料なので、ぜひプロパンガスを利用されている方は、一度enepi【エネピ】 の無料見積もりをお試し頂きたい。

きっと大幅なガス料金の節約に繋がるはずだ。