高収益Webベンチャーのスーパーエンジニアに聞いた、良いリーダーの3つの条件
先日、高い技術力で有名な、某Web系ベンチャー企業で活躍中で、以前より懇意にさせてもらっているスーパーエンジニアと呑む機会があった。
その方は、現在はエンジニアとしてコードを書かれているが、それまでは実質的なCTOとして、サービス企画・開発・マネジメント全般に携わられていた経験を有している。
ざっくばらんに色々話したのだが、たまたま話の途中で、「良いリーダーとはどんな人か?」という話題になったのだが、とても興味深い内容だったので忘れないように書き残しておこうと思う。
彼曰く、優れたリーダーには3つのポイントがあると言う。
- ブレない軸を持つ
- 謙虚で勉強熱心
- 根っからの明るいタイプ
1に関して、変化の速いインターネット業界であるから、戦術の部分では朝令暮改あることも当然だ。ただ、そもそも何に向かっているのか、様々なオプションを検討する中で、何を意思決定の判断軸とするのかといった点ではブレてはいけない。チームメンバーが疲弊しフラストレーションが溜まり、信頼を失ってしまうからだ。
2については、事業責任者として、自分の専門外を事柄を理解するよう努めるということだ。
たとえば、技術を知らないリーダーも、エンジニアがどういった思想で何に取り組んでいるのか、少なくとも理解しようと心掛けることが重要だとのことだ。
3は、その人がいると場の雰囲気が明るくなり、その人の周りに人が集まり、メンバーをポジティブにさせるということだ。リーダーは、決して愚痴やネガティブな印象を見せてはいけない。
なお、僕は、UEIの清水社長がブログに述べられていた「優れたリーダーの条件は、結果を出すこと」ということに影響を受けていることを伝えたら、たしかにその通りだとの返事があり、そこからリーダーは先天的(資質)か、後天的(経験)という議論が始まったが、長くなってしまうので本エントリでは割愛したいと思う。