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事業開発とキャリア開発が大好きなベンチャー起業家のブログです。

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【書評】影響力 - あなたがブランドになる日 - (永松茂久)

僕の典型的な休日の過ごし方は、スターバックスへ自転車で行き、気になった本を3〜4冊手に取り、2時間程で読み、その後仕事に着手するというものだ。休日の半分以上の時間をスタバで過ごすことも多い。

もちろん、本を一言一句を読むわけではないが、1ヶ月で読む本は、少なくとも15冊以上になる。せっかくなので、読んで良かったと思う本を紹介していこうと思う。 

永松茂久著「影響力」の注目ポイント

影響力

影響力

 

永松茂久さんが書いた「影響力」という本。この方は存じ上げなかったが、何より本のカバーが格好良かったことと、自分自身が影響力をつけたいと思っていたこともあり、手に取ってみた。

著者は「メンターの先生」、つまりメンターになりたい人へのメンタリングやコンサルティングを軸に、幅広く活動されているそうだ。

本書は、著者が影響力を持つに至ったこれまでのターニングポイントを、実体験を元に具体的に記載されているので、参考になる部分が多いと感じた。

主に「メンター業を目指す人向け」に書いている本とのことだが、必ずしもそればかりではなく、影響力を増したいと思う人にとって、何かしらの示唆があるだろう。

以下、特に「強み発見」の項目に関して、気になった内容を抜粋したい。

・あなたが影響力を手に入れることは、あなたが思っているよりずっと簡単です

・影響力=メリット×権威×実績×憧れ×好感度

・まずは自分を明確化する

・自分の仕事を具体的な言葉にする

・「人からびっくりされてあなたがびっくりしたこと」の中に強みがある

・少し目線を変えれば、あなたはすぐにオンリーワンになる

・あなたは何の専門家?

僕がおすすめする、自身の強みの発見方法

個人的には、大学生時代に、当時の師匠(メンター)より、「自分が何屋さんなのか?という問いに対して答えられるようにすべきだ」と言われてきた。いまであれば、「事業開発のプロフェッショナル」としての専門性を追求していきたいと考えている。なお、僕はfacebookではなく、Linkedinを使ったブランディングを意識して行っている。

www.neopathos4.com

自分の強みの模索に関しては、就活の頃に行った人も多いと思うが、社会人になってからも継続的に行っている人は少ないかもしれない。その意味では、転職活動は自身の強みを認識する1つのきっかけになるかもしれない。必ずしも転職する必要はなく、転職エージェントや他社の人など、外部からみた自身の価値を評価してもらう機会は、持っておいて決して損はないだろう。

アウトプットすることでチャンスは広がる

また、著者は、影響力をつけるためには、書籍を出版することを推奨しているが、いきなり本の執筆とはいかなくとも、各種SNSやnewspicks、noteやブログ等、何かしらアウトプットできる機会は豊富にある。それを利用しない手はないだろう。

なぜなら、いくら知識や情報をインプットしても、誰も気づかないし、誰も評価してくれないからだ。それよりは、完全な形になっていなくとも、インプットした情報を、自分のフィルターにかけて、何かしらアウトプットした方が、自身へのベネフィットは大きいと思う。個人的には、情報のインプットが大好きで楽なので、それで満足してしまうことも多いのだが…

また、自分の知識や考えをアウトプットしていくことで、新たなチャンスや出会いが生まれるということは、最近よく経験しており、アウトプットの重要性を強く実感している。それについては、別の機会に共有したい。

 

マイナビエージェントは特に20〜30代向けの求人数が豊富なので、まずは転職市場にどんな案件があるかを調べるためだけでも、有用価値があると思っています。