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40~50代の採用ニーズが強い企業はどこか?

少し前になるが、DODAさんが恒例の転職求人倍率レポートを発表している。基本的には、全業界にわたって採用意欲は旺盛なようだ。しかし、当然ながら採用ターゲットは若手(35歳未満)に集中しているのが常だ。じゃあ、40~50代の採用ニーズはどんな状況なのか?具体的な数値は不明だが、クライアントおよびキャンディデイトからの話を総合すると、以下のようになると考えられる。

■40~50代の採用ニーズのある企業イメージ
・主に、オーナー系中堅または中小企業(上場会社を含む場合あり)
・大手企業は、ほぼなし(組織がピラミッド構成であり、下にたくさん候補者がいるため)
ベンチャー企業は、社長および社員の年齢(主に20~30代)からして採用に消極的
・ポジション…経営幹部候補 or スペシャリスト(技術、IPO請負人、資金調達など)
・募集背景…既存メンバーのリプレイス中心。また、経営革新に伴うマネジメント層の強化および後継者候補としての採用ニーズもあり

■どんな人がオーナー系企業にフィットするか?
・社長の影響力が圧倒的に強く、社長との相性がすべてと言っても過言ではない(ミッション、人事制度、社風など)
・オーナー系企業は、オーナー系企業に耐性のある候補者を求める傾向が強い(経験者優遇)
・具体的には、従順なだけでなく、時に社長に意見を具申し実現する推進力を持つ人

■オーナー系企業の探し方
・未上場企業が大半を占めるため、知名度が低く、また業績などの実態が分からない場合が多い
・エージェントやヘッドハンターといった第三者経由よりも、知人の紹介や元顧客といった関係で入社する人が、圧倒的に多いように感じる
・社長の影響力が強いという意味では、ベンチャー企業はオーナー系企業だと言える

■補足:オーナー系企業とベンチャー企業との違い
・第三者からの資本が入っているか否か(取引先ではなく、主にVCやエンジェル投資家を想定)
・すなわち、成長意欲が旺盛か、少なくとも外形上コーポレート・ガバナンスが効いているか

ちなみに、大~中堅企業からオーナー系企業に転職したは良いものの、すぐに退職に至った例は枚挙にいとまがないので、入社の意思決定をする前に、社長を初めとしたその会社の情報は出来る限り集め、フィット感を肌で感じることが不可欠だと思う。