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ベンチャー企業で事業開発に奮闘する井口和宏のblogです。

家族の介護による離職がネガティブに映る理由

転職活動を行うにあたり、現職で在籍しながら活動するパターンと、何らかの理由で離職し、その後活動に専念するパターンと2つに分かれます。

私のオススメは、もちろん前者です。転職活動が難航した場合でも、現職に留まるというリスクヘッジができるため、常に一定の余裕をもちながら活動することができるからです。

これは非常に重要です。焦って早く内定が出てしまった企業に転職の意思決定をしてしまい、入社後3ヶ月以内に次の転職を考えている方を、私は何人も見てきました。

しかし、会社都合によるレイオフや留学など、様々な理由で会社を退職せねばならず、その後転職活動に専念することもあるでしょう。そのような場合は、可及的速やかに転職活動を行い、ブランクを埋める努力が必要です。採用する企業は、ブランクがある候補者を嫌う傾向が強いからです。

その中でも、家族の介護によるブランクをもつ方は少なくありません。それ自体は個々人の人生観によりますし、外部がとやかく口出しすることではないかもしれません。ただ、こと転職に関して言えば、あまりポジティブに企業側が受け入れやすい理由ではありません。

理由は、ブランクの長さです。往々にして、介護による離職は、ブランクの期間が半年〜1年以上にわたります。また、被介護人に付きっきりでいることが多いため、離職期間中の個人のスキルアップを図る時間が取りづらいようです。これは、特に業界の変化がダイナミックなエンジニア系職種の方には大きなマイナスとなります。どれくらいマイナスかと言えば、それまでの経験にもよりますが、離職期間が2年以上の30代後半の方は、書類を10社出して1社通過するかどうか、というくらいです。

キャリアにブランクをつくる際は、それがどの位の期間だと想定されるか、その間スキルアップに役立つこと(一部をのぞき、資格はあまり意味をなさない)はできないか、次の転職先のアテはつけられているか等、次のキャリアの計画を立てることを忘れないで頂きたいと思います。