sailing day - ベンチャー企業で事業開発に奮闘する井口和宏のblog -

ベンチャー企業で事業開発に奮闘する井口和宏のblogです。

勝ち馬に乗るキャリア構築法

職業柄、僕は日々、転職をキャリアの選択肢の1つとして検討しているビジネスパーソンにお会いしているが、転職先の検討の仕方について、大きく2つに分かれると感じている。短期的に年収を上げたいか、中長期的な視野で年収を上げていきたいか、だ。

年収を上げたい理由は千差万別だ。結婚した、子供が生まれた、家を購入した、よりゆとりのある生活をしたい、etc. 誰だって年収が下がるより上がった方が望ましいが、ここでの論点は、その年収を上げるタイミングに対するこだわり方である。

短期的に年収を上げていくのであれば、現在の職務とピッタリ合致する同業界・同職種に転職すべきである。転職するにあたっては、候補者に少なからぬリスクが発生することは採用側も理解しているから、その分年収upという処置を施すことによって、移るインセンティブを与えるケースがほとんどだからだ。

しかし、こういった形で点々と転職する人は、3社目位からは次の転職が厳しくなってくる。スキルマッチはするが、「早期に辞められてしまうのではないか」という懸念が採用側に拭えないためだ。また、同職種での転職の場合、候補者側のスキル面を考慮しても、スペシャリスト型・マネジメント型のいずれかに偏るケースが多いが、マネジメント特化の採用ニーズは現状は薄くなっているため、キャリアの幅・伸びしろが狭くなることが予想される(もちろんスペシャリストのニーズは強くある)。

一方で、中長期的に年収を上げていくタイプの思考回路はどうか?経験上、以下の3つの観点からキャリアオポチュニティを捉えているように思う。

・市場の成長ポテンシャルは期待できるか?
・企業の成長ポテンシャルは期待できるか?
・自分がバリューを発揮できそうか?

当たり前だが、伸びない市場で勝負していても、企業の成長に限界はある。また、ポーターの競争戦略を出すまでもなく、企業の業界地位は、①リーダー企業 ②チャレンジャー企業 ③ニッチャー企業 の3つにおおまかに分けられるから、その企業の今後の戦略を調査すればよい。3つ目の視点については、確証がなくても問題なく、汎用性のあるスキル・経験があれば、入社後に大きなギャップが起こることは少ないと言える。

1つ目、2つ目のポテンシャルが高い企業を「勝ち馬」だとすると、少し前まではやはり急成長したソーシャル系ネット企業がその代表例であろう。それでは、今後の「勝ち馬」はどこか?詳細は別途記載するが、暫定的な答え(仮説)を持っているのが、良いエージェントである。